2020年9月の記事一覧

我、潔くあるか

我、潔くあるか

今、求められているもの幼いころから私は、父に「努力しろ」とだけ言われて育った。だが、若い私はそれに反発した。物心ついたころから私は父が嫌いで仕方なかった。正直、鬱陶しくて顔も見たくなかった時期が長い。何とか父と顔を合わせないように部屋に閉じこもった浪人時代。でも、今、そんな父のことばをよく思い...
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ニュースを知っているから偉いわけじゃない 社会人が世の中の仕組みを学ぶ理由

ニュースを知っているから偉いわけじゃない 社会人が世の中の仕組みを学ぶ理由

社会人になったら、毎朝新聞を読んで、ニュースをチェックするもの。幼い頃見た父親の姿に、漠然とそんなイメージを持っていました。でも、いざ自分が社会人になってみると、イメージしていた「社会人の習慣」なんて
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「疎外」がわかれば哲学がわかる

「疎外」がわかれば哲学がわかる

「疎外(ソガイ)」とは、自分で自分を置き去りにすること「疎外(ソガイ)」は「阻害(ソガイ)」ではない。「阻害」とは阻止であり、邪魔すること。ある現象を抑止することである。一方、「疎外」とは、正確には「自己疎外(ジコソガイ)」である。一番大事な自分自身を置き去りにすることである。内省や瞑想で出会...
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季節と感情のうつろいを大切にする働き方 秋に思うこと

季節と感情のうつろいを大切にする働き方 秋に思うこと

「秋はなんとなく寂しい」そんな会話ができる場所ー読み物を書き始めてから、自分自身の中で変化を感じる場面が度々あります。その1つが普段の暮らしの中で、季節の変化を敏感に感じ取るようになったこと。
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ドラッカー5つの質問の前に隠れる「問い0ゼロ」

ドラッカー5つの質問の前に隠れる「問い0ゼロ」

「integrity of character」それが「問い0」の正体ドラッカーの中で最も重要なキーワードを一つ上げろ、と言われたら多くの人が「integrity of character 」を上げるのではないか。しかし、この言葉ほど日本人にとってわかりにくいものはない。上田淳夫さんの訳では「...
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「知識」と「チシキ」

「知識」と「チシキ」

日本人にとって内省なき「チシキ」はすがりつく偶像である戦後の日本社会は、ソリダリテを喪失し急性アノミーに陥った。世俗社会の外側に、天皇という基盤となる超越性を失ってしまった。戦後の日本人にとっては、わかりやすい道徳的な基盤はもはや存在しない。唯一できることは、「内省」の末に獲得する「摂理」とい...
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私たちの働き方哲学(2) 再び、「es」を巡って・・・

私たちの働き方哲学(2) 再び、「es」を巡って・・・

人生を思い通りにするには、esをつかむことesとは我々の無意識のことである。無意識が私たちを根底で突き動かしている。そして、無意識(es)は、関係から起こる現象である。 その現象が自分の中にある「あたりまえ」(=ふつうこうだよねという感覚)を形作っている。そして、それが毎日の自分自身の習慣・生...
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【精読会報告】世界に正解を求めてはいけない 小室直樹『痛快!憲法学』①

【精読会報告】世界に正解を求めてはいけない 小室直樹『痛快!憲法学』①

精読会、今回のテーマは”近代メカニズム”何度かコーポレートサイトでもご紹介しているプレコチリコのとりくみ、”精読会”。なかなか個々人では手が伸びない書籍や、社会メカニズムを俯瞰的な立場から見る本など様々な本が毎回のテーマ。参加者一人ひとりが音読しながら、リレー形式で解釈を交換し合う会は、今回新...
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【カフェ部】今の時代だからこそ「オフィスらしくない」カフェ空間の使い方

【カフェ部】今の時代だからこそ「オフィスらしくない」カフェ空間の使い方

わたしたちのオフィスの真ん中にはカフェがあります。豆から挽くコーヒーマシンに新鮮なサラダ、そして手作りのパン。ここは本当にオフィスなの?と思ってしまうような空間にしたくてプレコチリコのオープンに合わせて新しく始めました。
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