私たちの沿革、それは、“ことば” にこだわり続けた歴史

私たちの沿革、それは、“ことば” にこだわり続けた歴史

ちょっと古い言い方を許してもらえるならば、私たちは通販の会社。今はスマホでお客様と接する機会が圧倒的に増えたけれど、もともとはカタログなどの紙面でお客様に商品をご紹介していました。しかし、昔も今も、ずっと本質は変わっていないと私たちは考えています。いやむしろ、今の時代のほうがその力を発揮できるチャンスなのではないか。私たちが開発し続けているのは、物理的な物自体モノジタイではなく、空想・妄想という「物語り」をも大切にした「ことばの重ねカサネ」。私たちはそれを「通販商材」と呼んでいます。通販商材とは、「ことばで広がる世界そのもの」のこと。商品をただ単に、品質的な優劣をつけるような物理的な価値基準だけではなく、それに触れたときに想起できる暮らしの中の物語りの一部として捉えています。『どこまでも安く!お値段以上!』も大事だけど、『その商品に、お客様は意味を見出せるのか?』『暮らしの中に位置付けることができるのか?』にこだわりつづけてきました。
それは、20年前、化粧品を皮切りに商売を始めたときからなんら変わっていません。

 

2001年:創業(オリジナル化粧品の開発が目的)

2002年:インターネットとの出会い

2003年:渋谷オフィス開設

2004年:家具・インテリア商材の取り扱い開始

2005年:BtoB独自ECサービスの開始(全国に営業行脚)

2006年:自社スタジオの開設

2007年:生産拠点を中国、台湾などの海外に広げる

2008年:荻窪オフィス開設

2009年:システムの自社開発に着手

2010年:『マスタープラン』の作成

2011年:『Philosophy』の作成

2012年:新卒採用開始

2013年:新人事制度の導入

2014年:生産拠点の拡張(マレーシア、ベトナム、タイ、インドネシア)

2015年:台湾へ事業進出

2016年:香港・上海の現地法人の開設

2017年:precocirico(プレコチリコ)構想開始

2018年:モール事業スタート

2019年:新中期事業計画のスタート

2020年:オフィス内カフェの開設

 

そして、現在。
いま、私たちは、ベッドやソファ、ダイニングといった家具やインテリアを中心に商品開発を行っています。でも、沿革にもある通り、最初は、化粧品や食品・雑貨などの「小さいモノ」を開発するはずでした。でも今はインテリア。それは、端的にいってお金がなかったからです。なんにもないところ、というより大きなマイナス(つまり借金なのですが)から事業を始めることになったので、初期投資の嵩む「小さいモノ」には手が出なかったのです。一見すると、大きな家具などのような商材の方がリスクが高く感じるかもしれませんが、実際、初期投資という観点からは、小さい嗜好品の方がリスクがあります(はじめに作る量のケタが違うからです、その分、お金がたくさん必要です)。
でも、この偶然がよかった。
私たちは、家具を家具として見ていません。
あるいはサプリメント・化粧品として、あるいはピザやケーキとして、あるいはアクセサリーとして、今も、ベッドやソファを眺めているのです。安く!安く!も大事だけど、お客様はその商品を暮らしに取り入れて、豊かな“ことば”を紡げるのか?と、どうしても考えてしまうのです。

それが、結局、20年を経て、precocirico(プレコチリコ)のコンセプトに結実したのです。

precocirico(プレコチリコ)とは、『お気に入りに囲まれて』という意味の造語です。イタリア語から取ってはいますが、正直、あまりイタリアは関係ない笑。それより、何度でも口ずさみたくなるその響きとリズムが気に入っています。囲まれたいお気に入りとは、結局、商品というより“ことば”じゃないのか?という、私たちみんなの気持ちを体現してくれているような気がしています。1000近い候補の中から、全社員投票の圧倒的多数で決めました。
創業からもう20年が経ちました。でも、まだ20年です。本番はこれからです。