写真・デザイン

写真・デザイン

「いい写真」とは何か

写真チームの仕事はそんな問いと向き合うところからはじまります。
わたしたちの考えるいい写真とは、一言でいうと、「物語り」を感じられる写真。目にした時に、自然と誰かの、あるいは自分の暮らしのワンシーンを想起させるようなそんな写真をつくっていきたいと考えています。

感性・感覚に頼るのではなく、「なんかいいよね」と感じる要素を洗い出し、科学的な視点でいい写真に必要な条件を見つけていきます。みんなが「なんかいいよね」と感じる写真はどんな物語りを想起させているだろう。時間の流れや空間の広がり、匂いや聞こえてくる音、湧き上がる感情を感じさせる要素はなんだろう…そうやって問いをたてていき、ことばにしていく。「いい写真」を分解・体系化していくことで、伝えるために必要なことを学んでいきます。自分の感性や感覚に頼るのではなく、お客さんが求めている物語り、お客さんにどんなことを感じてもらいたいのかをイメージし、それを表現するための適切な方法を使って写真・デザインをつくりあげていきます。

そうやって伝える方法を身に着けていく中で、初めて「わたしたちらしさ」を見出していくことができると考えています。よみものの写真だけでなく、商品の梱包や一緒に添えるメッセージ、サイトデザインなど写真・デザインチームの仕事範囲は多岐にわたります。

「なんかいいよね」を深く考え抜き、ブランドの世界観として表現していく。それが写真・デザインの仕事です。