【採用コラム】未経験だからこそ。暮らしを切り取るWEBライターの仕事

プレコチリコをつくる仕事のひとつ、「ライター」。WEBサイトに載せるよみものを通してお客様を集め、世界観を伝えるために奮闘しています。そのほとんどが未経験からのスタート。そもそもWEBサイト運営自体も初心者です。そんな素人集団のわたしたちがいったいどうやってライターとしてよみものを作り出しているのか、まだまだ試行錯誤の途中ですがわたしたちの取り組みを紹介してみたいと思います。

日々の暮らし、仕事の中にヒントを見つける

ライターに必要なのは才能?それともスキルやテクニックなのでしょうか。わたしもこうやって細々と書いていますが、以前はライターなんて自分にできるか全く自信がない、というより未知の世界すぎて全く想像ができませんでした。それくらいライターや、書くこととは縁のない暮らし、仕事をしてきたと思っていたのです。

それでもおそるおそる、未経験ながらも少しずつ書くようになり、一緒に書いているライターたちの様子も見ていると、プレコチリコのよみものを書くのに大切なことがだんだん見えてきました。それは、日々の暮らしや仕事の中で湧き上がる自然な感情を素直に切り取り、ことばにすること。たとえば、仕事中に読んだ本に出てきた言葉から、お世話になった恩師を思い出したことや、散歩中に見つけた花から季節が変わっていることに気づいたことなど。何気ない、日々の小さな発見、感動から生まれるよみものにこそ価値があるのかもしれない。ふだんの仕事中にもそれぞれが、自然とそんな話をするようになりました。誰かの話に刺激を受けて、さらに考えが深まる・・・そんな好循環も生まれています。そうやって自由に考えるようになり、ライター未経験なんて関係なく書くことが楽しくなってきたのです。

未経験だからこそ、思いきって出せる言葉がある

いきなり「自然体でWEBサイトの記事を書く」となると難しく思うかもしれません。ですが、ライターたちはふだんの仕事や暮らしの中で起こる心の動きに丁寧に意識を向けることを習慣にしてくことでだんだんと書けるようになっているようです。よみものを書くために、小さなきっかけから忘れていた感情や記憶を思い起こし、新たな意味を与えることは、自分たちにとってもかけがえのない時間です。未経験だからこそ、「仕事でこんな風に書いてもいいのかな」という思い込みをもたず、思い切って出せる言葉もあるように思います。ライターは仕事と暮らしの境界もあまり意識せずに自由に書いています。こうやって、ほんとうに正直なよみものを、丁寧につくろうとしているのです。

プレコチリコの挑戦、新たなWEBライターのカタチ

とはいえWEBサイトに載せる以上、ちゃんと見つけてもらうためにインターネットの世界でのルールに合わせていくことは必要です。わたしたちのやり方が通用するのか、さらに良くしていくためにどうすればいいのか。まだまだ考えることはたくさんあります。それでも、いわゆるWEBライターという職種のイメージの1つにあるような、与えられたお題に対して黙々と書いたり、誰かも分からないターゲットに向けて想像だけで書いたりすることはしたくないと思っています。ほんとうに自分たちが思うこと、考えていることをプレコチリコの世界観にのせて、
そのよみものを暮らしの中に求めている誰かの元へちゃんと届けられるようにしていきたい。

まだまだ小さいWEBサイトですが、ライターたちはこんなふうに日々格闘しています。