「なぜ」を考え続けた2か月~内定者インターンを振り返って~

「なぜ」を考え続けた2か月~内定者インターンを振り返って~

はじめまして、22卒内定者のたちなみです。この記事を書いている頃は内定者インターンを始めて1か月半ほど経っています。今回は、私が実際に内定者インターンを経験し感じた仕事や会社に対する捉え方の変化や、内定者インターンをすることの意義について自分なりにお伝えしたいと思います。
この記事を読まれている皆さんの中には、現在就職活動中の方も多いのではないでしょうか。内定者インターンとなると少し先のことに感じるかもしれませんが、まだ学生という立場である私が感じた想いを発信することで、皆さんのなかで少しでも何かに気づくきっかけになればいいなと思います。

内定者インターンを始めたきっかけ

実は、内定者インターンは私からお願いをして始めました。残りの大学生活、最後に遊び呆けるのもいいなとは思ったのですが、選考時に一度経験した読み物を書く課題の楽しさが忘れられず、とにかく早く記事を書きたい! という想いが強くあったため、インターンをする決意をしました。元々文章を書くことが得意というわけではなかったのですが、自分のアイデアや感じたことを伝えることは好きだったので、そのような面では読み物を書くことが楽しいと思える理由に繋がっているのだと感じます。
また、私は就職を機に上京してきたので、引っ越したばかりの今だからこそ感じることやアイデアがあると考え、入社前の今のタイミングで記事を書きたいと思いました。私は言葉と感情には期限があると思っています。その時感じたことやその時出てきた言葉は時間が経てば少し変わっていて、伝わり方も少しかもしれないけど、きっと変わってしまう。
だからこそ、今感じたことは、今言葉にして伝えたいなと思っています。

インターンを通して起きた気持ちの変化

まず、“仕事”というものに対する捉え方について、一番大きく変化したと感じるのは、「目的や目標に対する共通認識」という部分です。会社には様々な部署があり、プレコチリコにおいては、読み物を書く人や写真を撮る人など一人ひとりやるべきことは異なります。しかし、インターンを通して、やることは違ってもそれをする目的や目標は全員が共通していて、全員が同じ方向に努力しているということが伝わってきました。まだ経験はしていませんが、合宿を定期的に開催することなどでより深まっていくのだろうなと感じています。

また、プレコチリコはすべての行動に対して「なぜ?」を深掘っていくという意識を強く持っています。これは、選考を通しても感じていたことだったのですが、想像以上でした。すべての行動に意味を見出して取り組むことは、今までの人生でできていなかった部分なので、とても難しく大変だと感じます。しかし、意味を見出して行動することによって一つひとつの出来事から学ぶこと、得られる価値はとても大きくなったと実感しています。

“読み物”に対する捉え方についても、特にリサーチのイメージが大きく違いました。正直インターンをする前は、とにかく需要がありそうなテーマを決めて、書き進めていくイメージだったのですが、実際は記事を執筆する前にターゲットやニーズ、何を提供したいのか、記事を読んでお客さんにどう感じてもらいたいのか、そもそもどうしてこのテーマは検索されてくるのかなど、様々なことを深くまで考えていきます。ここまで考えなきゃいけないのか? と最初は感じてしまうこともあったのですが、詳細に整理していくことで内容や言葉の使い方が変わってくるため、より共感性の高い、求められている記事が書けるのだと思いました。

このように、すべての物事に対する「本質」に迫ること、「全社員企画職」というように、全員が考えながら仕事に取り組んでいることがわかりました。

内定者インターンをすることの意義

就職活動が終わり、入社までの期間をどのように過ごすのかは自分自身で決めることが大切だと思います。様々な場所に旅行する、バイトに明け暮れる、趣味に没頭するなど学生時代にやり残したことをするのが良いでしょう。そんな中で、私は内定者インターンを選びました。入社前にインターンに参加するメリットとして一般的に挙げられるのは「入社後のギャップをなくすこと」「会社の雰囲気に慣れること」ですが、この二つ以上に会社の想いや姿勢に触れ、入社に向けて自分なりにこの会社で働く意味についてじっくりと考えられる時間があるということがインターンをする意義だと感じました。選考時には人事や役員の方、社長と実際にお話する機会があり、会社の想いや目標を知る場面はたくさんあります。その上でインターンに参加し、実際の業務を経験したり、社員の方の働く姿勢に触れたりすることで、この会社で働くことを自分はどう考えるのか、この会社で自分がどうなりたいのかを深く考えられると感じています。

まだまだ考えはまとまっていませんが、この1か月半を過ごし、この会社で働くことは社会人としてはもちろん、人生においても充実した生活を送れるよう成長できると確信しました。一人ひとりが責任をもって常に考えることから逃げない、意見を出し合い尊重し合いながら取り組む姿勢に感銘を受け、自分もこの方たちと頑張りたいと強く感じています。

どのような想いで4月を迎えたいか

前述したように、私は今までの人生で「考える」ことから逃げてしまうことが多くありました。それは、今までは学生という立場であって、考えることを放棄してもそこまでその後に影響しなかったからだと思います。1か月半インターンをして、この会社では考えて、わからないことをそのままにしておくと、もっとわからなくなりついていけなくなってしまうと知りました。それによって焦りや不安を感じましたが、それと同時に、わからないところはアドバイスを受けながら、わからないを無くしていくこと、考え抜くことの楽しさを感じられました。4月からは新社会人として、右も左もわからず、悩むことがたくさんあると思います。しかし、今感じている「楽しい」という気持ちを忘れずに、みんなから「自分に合った会社で働いてるんだね!」と言ってもらえるような社会人になっていきたいです。

最後に

学生と社会人の狭間にいる自分が感じた、インターンを振り返っての気持ちを正直にお伝えしました。私は内定者インターンを通して、自分がこの会社に入社できることがとても嬉しく感じています。それはきっと、選考時に嘘偽りなく自分自身を伝え、本当の自分を評価してくださったからだと感じています。どうしても選考となると自分をよく見せようとしてしまいます。しかし、プレコチリコで大切にしている「なぜ」を自分自身に問い、本当の自分を伝えてほしいです。そういった選考で内定をいただけた会社はきっと自分と合っているのではないでしょうか。私は、このことにプレコチリコ選考、そして内定者インターンを通して強く感じました。

「なぜ」を考え続け、自分の行動の目的を見失わずに、正しい努力ができるよう、お互いに頑張っていきましょう!


 

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