人生備忘録~『なぜ』と『そもそも』を問い続ける~

人生備忘録~『なぜ』と『そもそも』を問い続ける~

こんにちは! 2022年4月から新卒としてプレコチリコで働く小林です。
今回はプレコチリコに興味を持ってくださっている就活生の方々に向けて、また僕が今忘れたくないことを記しておく備忘録として、プレコチリコの選考を通じて感じたことを、特に“『なぜ』と『そもそも』を問い続けることの重要性”について書いていきます。
プレコチリコという会社と採用の特徴、それによって僕の考え方がどのように変わっていったのかを綴っていくので、選考を受ける方、迷っている方の参考になれば幸いです。

就活時に悩んでいたこと

僕は頼み事を断れない、自分が何かをやりたくても周りに合わせて我慢をしてしまう典型的な日本人タイプの性格をしています。危ういですね。
他人依存の生き方をしてきたせいか、今までやってきたことも自分の意志というよりは他人に合わせていた部分がどこかに存在していて、自己分析をやってみても「あれ? これって本当に100%自分の意志で判断したことか?」と迷うことがほとんどでした。
このことから、就活を通じて「他人の人生を生きることをやめて自分本位で生きたいぞ!でも本位にしたい自分がわからなくなっているぞ!」と考えるようになっていました。
そのため、“もっと自分の感情や感覚を大事にして、それらを論理的に紐解いて自分を明らかにすること”を人生の課題として自分に課していました。ちょうどそのタイミングで出会った会社がプレコチリコだったのです。

きっかけとプレコチリコの選考

最初は「サイトに書いてある文章に共感した! 事業も面白そう!」だけの理由でプレコチリコの選考にエントリーしました。本当です。
そこからプレコチリコのコーポレートサイトや、社員の横顔 とCEOの内省 を読むなかで、なぜプレコチリコに対して、その事業や仕事に対して面白さを感じたのかを自分の経験と紐付けて考えるようになっていました。これはこの記事を書いている今でも考えることがあって、その答えは出ているような、出ていないような。
面接ではその時点での考えをまとまらないなりに正直に話していました。前の面接を終えてから考えたことも、学生時代に頑張ったことも失敗も、できるだけ正直に自分の言葉で話しました。プレコチリコの選考では最初の面談から最終面接まで一貫して、そこに存在した感情について『なぜ?』や『どうして?』を用いて掘り下げてくれつつも、“用意してきた答えではなくその場で考えに考え抜いた答えを導き出す時間”を与えてくれました。一緒になって答えを探してくれているような感覚がそこに存在していて、ここに他の企業との違いを感じました。

最終面接で課された宿題

そんなこんなで迎えた最終面接では社長から“入社までの宿題”を授かりました。その宿題とは「入社まであらゆることに対して『なぜ』と『そもそも』を問うてみてほしい。」というものです。
これは自身の未熟さを見透かされていたとともに、入社までとは言わず自分のこれからの人生における重要な命題だと感じました。
自分の感情や感覚に対して『なぜ』と『そもそも』を問うていきたいとは考えていたものの、“自分の外の世界にそのベクトルを向けてみること”を考えていませんでした。具体的ではないけれど、「全社員企画職として論理的な問いかけを継続していくこと。『なぜ』と『そもそも』の問いを通じて社会に対して影響を与えていくことがプレコチリコの事業なのかもしれない」と選考を終えた僕は考えました。
そして、物事を論理的に紐解き続けることは簡単ではないし辛いことかもしれないけれど、続けていれば自分と自分以外の社会全体を相乗効果で明らかにすることができるような、そんな高い視座を持てるのではないか。そんな不安感と期待感が大きな決め手になって僕はプレコチリコに入社を決めました。

 

今はフワフワしていてもいい

新卒の就職活動の時点で“自分自身”と“挑戦してみたいこと”が明確な人もいれば、そうではないフワフワした人もいると思います。僕は後者の人間です。(こんなこと言って大丈夫なのだろうか…。)
もちろん、自分の人生とプレコチリコの方向性が合致していると感じている方にはぜひ選考を受けてほしいのですが、僕のように足が地に付ききっていないなと感じている人も勇気を出して選考を受けてほしいと考えています。
プレコチリコの選考はひたすらに自分と向き合う時間でした。だからこそ、「話せるような志望動機がない」なんて考えずに、少しでもプレコチリコに魅力を感じてもらえたなら最初の面談でその考えを素直に話してみてほしいです。プレコチリコで働いてみたい理由についても、自分自身についても深く考える時間になるでしょうし、就活ではなく人生の一部分として、“自分の人生を生きるヒント”を与えてくれる良い機会になると思います。

 


 

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